1820年代のパノルモを基に製作したものです。
力木(響棒)のパターンは扇状です。
モダン(現代のクラシックギター)のパターンに似ていますので、音も似ています。
モダンとの持ち替えでも違和感をあまり感じません。
モダンの代わりに使用されてもいいでしょう。

19世紀ギターらしい音のするフレンチタイプの力木での製作も出来ます。
作例
表板:スプルース
裏・横板:オーク(楢)
弦長:630mm
塗装:セラック
通常は、横・裏板はローズウッドでの製作となります。その他の材での製作も出来ます。
どことなくアンティーク家具の様な杢が美しい
         「!」
びっくりマーク形の、ブリッジ両横の飾りがパノルモらしさを引き立てています。
スレンダー(細身)なボディーが小柄な方にとって大変弾き易いです。
口輪の飾りにアバロン貝をあしらってみました。
虎杢メープルのヘッド
ラウンドした指板

パノルモ モデル


inserted by FC2 system