19世紀、イタリアの弦楽器製作家 Gaetano Guadagnini ガエターノ・ガダニーニ (グァダニーニとも表記される)作のギターのコピーモデルです。

作例
表板:イタリアンスプルース
横・裏板:ヨーロピアンペア
フレット:象牙(1〜11f)・黒檀(12〜20f)
弦長:637mm
表板:オイル仕上げ
ボディー、ネック、ヘッド:セラック塗装
ペアウッド(洋梨)のボディ

特に杢の美しい所を使用しました。
ネックとボディーのジョイント部分
ヒールレスと呼ばれる、ヒール部分がボディーに埋没しているタイプを再現。
良く見ると、横板より沈み込んでいます。
オリジナルの物も沈み込んでいました。
ツラを合わせても良いのですが、この辺のところが製作家のこだわりです。
個性的なブリッジ形状
このギターの最大の特徴である、表と裏板の形状
写真でお分かりのとおり、共にアーチ状になっています。
製作家泣かせの形状です。
蝶ねじによる摩擦調整式のペグ
木ペグの代わりに装着できます。
木ペグが上手く扱えない方にも、簡単に扱えます。
高級仕様としてオプションで製作いたします。

ギヤ式の糸巻きを装着したヘッド
扱いやすいのがイイですね。
こちらはマシンヘッドのモデル
木ペグが上手く扱えない人にはこちらのタイプがお勧めです。
横・裏板はオーク(楢)です。虎斑(とらふ)という杢が出ていて大変美しいです。
ヒールレス
ヒールがボディーに埋没しています。
指板が表面板に乗っかっているタイプ

こちらのタイプの方が、ハイポジションの演奏がし易いです。
個性的な形状のブリッジ
作例
表板:ジャーマンスプルース
横・裏板:オーク(楢 なら)
弦長:640mm

表板:オイル仕上げ
ネック、ヘッド、ボディー:セラック塗装

こちらは、7弦モデルです。通常の6弦に番外弦として7弦を追加したものです。
7弦を外すと普通の6弦の様に使用する事が出来ます。
注文主の要望により、見た目も6弦モデルと同じようになっています。
当工房特製のバタフライペグを装着しています。
先端のペグを取り外せば、通常の6弦の様に違和感なく演奏できます。
トラ杢のビッシリ出た最高級メイプルです。
実物はもっと美しく見えますよ。惚れ惚れしてしまいます。

ガダニーニ モデル



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