1820年代のルネ・フランソワ・ラコート製作のギターを基にコピーしたモデルです。
このモデルは、ラコートギターの中でも様々あるスタイルの中でも、流麗で大変優雅な印象を受けます。
作例は19世紀らしく木製のペグ仕様になっております。
ギヤ式ペグでの製作も出来ます。

現代のギターよりも小振りで軽く出来ています。
表板:スプルース
横板:オーク(楢)
裏板:スプルースとオーク(楢)の積層
弦長:629mm
表板、ブリッジ:オイル仕上げ
ヘッド、ネック、ボディ:セラック塗装
こちらの物は虎杢のメイプルでの作例
木ペグのヘッド
当時の音を再現すべく、横板と裏板をスプルースとメイプルの積層構造としております。
その為、大変典雅で軽やかな音色がします。


横・裏板には、リオグランデパリサンドルと呼ばれる材を使用しています。
独特の杢目が目を引きます。
横・裏板共にスプルースとの積層構造です。
様々な実験を行っていたラコートのたどり着いた、究極の構造とも言えます。
軽やかで典雅な音色がします。
当工房特製のギヤ内蔵式ペグ

通常のギア式ペグでも製作しますが、特別注文により最高級仕様として製作いたします。

某ペグメーカーのギヤ内蔵式ペグを装着したコピーモデルを見かけますが、残念なことに音が死んでしまってます。
このペグは音に悪影響が出ないよう、重量を考えて製作されています。
他では出来ない、当工房ならではのこだわりです。
ギヤ内蔵式ペグを装着したヘッド
ギヤが隠されている為、大変エレガントな印象を受けます。

こちらは1840年代の物をイメージしたもの。
シンプルな外見でスッキリした感じがします。
美しい杢の出ているメープルを使用しています。
このギターのボディーはスプルースとの二層構造ではなく、メープルを無垢で使用しています。
ギア式ヘッドで軸間40oです。当時のラコートの雰囲気を崩さない様、現在の主流の35oではなく40oで製作してあります。
ペグはSchertler社製のエレガントな印象を受ける単式の物を大改造して軽量化しています(巻き軸には超ジュラルミンを使用)。当工房ならではのこだわり仕様のものです。
軸間35oの通常の仕様でも製作いたします。
 

ラコート モデル


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